南川史門「THIS IS OUR MUSIC これが私たちの音楽」

2013年9月1日(日) - 9月29日(日)

オープニングレセプション(サンデーブランチ)9月1日(日) 13:00-16:00
※オープニング当日は日曜の通常営業時間通り17時までとなっております。

この度、MISAKO & ROSENでは4回目となる南川史門の個展「THIS IS OUR MUSIC これが私たちの音楽」を開催いたします。南川が最近参加した/参加予定の美術館におけるグループ展には、「アウト・オブ・ダウト展―来たるべき風景のために(六本木クロッシング2013)」森美術館(東京)、「アートがあればII―9人のコレクターによる個人コレクションの場合」東京オペラシティアートギャラリー(東京)、「リアル・ジャパネスク―世界の中の日本現代美術」国立国際美術館(大阪)などがあります。南川は、今年の晩秋から一年間の滞在制作をニューヨークで始めます。同地では、2012年に47 Canalで初個展を開催しています。

「再び表すこと(リプレゼンテーション)」というより、むしろ「指し示すこと(インディケーション)」へ。「THIS IS OUR MUSIC」展では、南川の実践におけるこのような移行が示されます。これまでの彼の絵画作品では、イメージは「消え去り」を示すものでした。しかし今回の作品群では、「問いかけ」という要素が新たに取り入れられています。本展のタイトル自体もまた、この移行を体現するように、「媒体」や「作者」という概念に疑問を投げかけるものとなっています。これは何でしょう?「これが私たちの音楽」です。