ゲバゲバサマーショー ~ゲバゲバな4週間~

2009年6月22日(月)- 7月19日

オープニングレセプション 6月22日(月)18:00-22:00

この度MISAKO & ROSENは、恒例になりました夏のグループ展を今年も開催いたします。昨年は、「here’s why patterns」と題したグループ展を開催し、「抽象や反復」など美術が持つある一つの要素に着目しました。今年は、社会の中で美術もしくは文化的な事が現在置かれている状況などをテーマに「ゲバゲバサマーショー ~ゲバゲバな4週間~」展を開催いたします。展覧会や美術品は、あらゆる人の絶え間ない努力によって生み出されます。時にそれは偶然の産物だったり、面白しろく意図的に生み出されたものなど様々です。それと同時にアーティストも様々なのです。

今回はそんな「様々な」といった壁を一揆に取っ払い、ジャンルを超え美術と真剣に向き合うアーティストたちと展覧会というシナリオを構成してゆきたいと思います。

「ゲバゲバ」とはドイツ語の「ゲバルトgewalt」からなる言い回しです。60年代に起こった学生運動の際に権力に対する実力闘争を表す言葉として多用されました。その後進化してかの有名なTV番組「巨泉と前武ゲバゲバ90分!」の出現により市民権を得た言葉でもあります。

今回は、「アートと言う名の実力行使」というような意味合いも込め、「ゲバゲバサマーショー ~ゲバゲバな4週間~」というタイトルにしました。

総勢26名の若手アーティストによる壁一面のドローイングと、ヴィデオ作品をどうぞお楽しみ下さい。オープニングには、泉太郎氏によるパフォーマンス!?も予定しています。

出展予定作家:

森田浩彰、後藤輝、服部あさ美、ディーン・サメシマ、トレバー・シミズ、今井俊介、岸本雅樹、南川史門、竹崎和征、マヤ・ヒュイット、持塚三樹、バリーマックレガー・ジョンソン(映像)、奥村雄樹、相田可奈子、ダン・ハーズ、廣直高、ウィル・ローガン(映像)、エリカ・ヴェルズッティ、野口路加、泉太郎(映像、オープニングパフォーマンス)、臼井良平、森本美絵、佐々木健、村田宗一郎、鵜澤優多、クサナギシンペイ 順不同